ミステリアスすぎるカモノハシの5つの特徴
こんにちは
過去に書いたこのエントリーでカモノハシを取り上げました。
その際、カモノハシについて少し調べたところカモノハシはとてもユニークな生き物だという事が分かりました。
過去には特徴的すぎるカモノハシの生態から
そんな生き物が存在するはずがない!
といわれたこともあったそうです。
今回の気になったこと
ユニークすぎるカモノハシの生態
哺乳類の特徴
カモノハシが如何に変わった生き物であるかを書きだしていく前に、一般的な哺乳類の特徴を書きだしていきます
カモノハシが分類される哺乳類の大多数は
の6つの特徴を有しています
ユニークポイント1
哺乳類なのに卵を産む
哺乳類の多くは胎生です。例えばヒトや犬猫なども胎生ですよね?
しかしカモノハシは卵を産みます
哺乳類で卵を産む動物は単孔類というグループに分類され、現在はカモノハシとハリモグラのみのたった2種族のみがこのグループに分類されます
ユニークポイント2
くちばしがある
カモノハシの不思議な見た目の中でもとくに目を引くのはあの平らなくちばしだと思います。
あのようなくちばしをもっている哺乳類はカモノハシのみです。
同じように水中で生活している哺乳類のイルカやクジラもくちばしは持っていませんよね?
ユニークポイント3
乳首がない
哺乳類のほとんどは乳首から子供に乳を与えて育児をします。この行為が「哺乳類」という分類名の由来です。
しかしカモノハシにはこの乳首がありません。
育児の際子供に乳を与えない というわけではなく腹部にある乳腺からにじみ出る乳を子供がすするようにして飲みます。
このように乳腺から乳がにじみ出るという特徴は太古の昔、2億年ほど前の哺乳類が有していた特徴です。
この要素からカモノハシは生きた化石と呼ばれています。
ユニークポイント4
強力な毒をもっている
カモノハシは哺乳類には珍しく毒を有しています。
しかし毒を持っているのはオスの個体のみです。この毒は小動物であれば死に至らしめることが可能なほど強力なものです。人間がこの毒に侵されると死には至りませんが動けなくなるほどの激痛が伴い、痛みが数日から数か月持続します。
この痛みは癌治療で頻繁に使用されるほど強力なモルヒネという痛み止めを大量に使用しても収まらないほどだといわれています。
今回の結果
カモノハシは哺乳類にも関わらず
- 卵を産む
- くちばしを有する
- 乳首がない
- 毒をもっている
という4つの特徴的な要素を持ち合わせています。
このユニークさが災いし数十年間分類がはっきりせず、分類の特定をたらいまわしにされていたという悲しい過去があります。
現在の定義に当てはまらない生き物というのはいつでも興味をそそられるものですね
ありがとうございました